2022/04/23

解剖学クイズ















腕はどの部分で

体幹とくっついているでしょう。


肩関節!?

(肩甲上腕関節)


ぶぶーっ!

不正解!


胸鎖関節でございます。
















上肢が体幹と連結する

唯一の部位が

胸鎖関節です。

一生忘れないで。


よって肩の疾患において

胸鎖関節へのアプローチは

必須です。


日常生活活動において

スポーツ動作において

胸鎖関節を意識しましょう!

胸骨から腕が生えている

イメージを持って動かす。


詳しくは

ここまる整体LABOまで!












野球バカの息子の作品。

図工の成績Cだったけど・・・載せとく💧





2022/04/15

美徳の呪縛


 






自分はついつい

がむしゃらにのめり込むクセがあります。

がむしゃらで得られたものもありますが

失ったものもありました。


医療者となり

親となった今では

子供のがむしゃらをコントロールすることに

一番気をつかっています。


労働においても

スポーツにおいても

「日本特有の美徳に流されて

 大切なものを失う」

といった失敗だけは

これ以上しないように。


「指導者としてしばしば思うこと。

 それは、やらせるのは簡単だが、

  どう止めさせるか

  これが難しいと思う。

 子供たちに言うのは、

 私のチームは

 午前か午後のどちらかしか練習をしない。

 それ以外は勉強して遊びなさいと。

 そのバランスをとれないと

 チームにいる資格がないと教える。」

と桑田真澄さん。


メリハリをつけて

バランスよく活動しましょう。


野球の練習をせずに上手くなる勇気を持とう https://takebat.com/?p=4077

指導者と保護者は

子供たちを慢性疲労状態に追い込むことなく

「休養」の大切さも指導する必要があります。


繰り返します。


メリハリをつけて

バランスよく活動しましょう。


知識の裏付けのない熱意は、光のない火のようなものだ。 / トーマス・フラー

Zeal without knowledge is fire without light. / Thomas Fuller



2022/04/06

Players First

野球好き⚾のびのび育成 理学療法士ら学童チーム発足 掛川




✅勝利至上主義”に一石 連盟に所属せず「育成」に特化した少年野球チーム


すばらしい行動力・・・。


今日はいろいろ思い出して

ぐだぐだぐだぐだ・・・

延々と書き殴ります。


私がしてきたことは

彼らの活動とは比較にならないほど

微力な活動でしたが

夜な夜なせっせと資料(下の写真参照)をつくり

保護者会で提案するなど

自分にできることはやってきました。


野球部員が増えないのは

何が原因なのか。

どうすれば増えるのか。


週5の練習、土日は終日練習の

野球漬け。


これではデメリットが

メリットをはるかに上回るのは

当然のこと。


学童野球のあり方について

ジュニア育成について

一から考え直す必要がありました。


▶子供の心身の負担軽減

▶学業との両立

▶野球以外の時間の確保

▶保護者の負担軽減

▶十分な意見交換・コミュニケーション

指導者の定期的な研修(ライセンス制度)

 ⇒どうしても勝ちにこだわりたいな

  「野球やっていました」レベルでは無責任。

  ボランティアだからと許されるものではない。

  成長期の未熟な子供の心身を

  管理・ケアできる知識とスキルを身につけ、

  スポーツ障害や熱中症等を起こさないように

  最大限の努力をするべき。

  万一起きたとしても迅速かつ適切な対応ができること。

  身体の管理ができて初めて勝ちにいけばいい。

  それができないなら、勝ちにこだわる資格はない。

※ここまで強く言うのは、今はなき我が野球クラブのあまりにもずさんな実態をまのあたりにしてきたから…。保護者も指導者も成長期の身体機能・スポーツ障害や熱中症への認識が甘すぎ。それらへの知識・理解が皆無のまま指導に当たっているのが恐怖でしかなかった。

熱中症とは体温調節機能がマヒして体温が上がり続け、多臓器不全を起こし、最悪命を落とす恐ろしい病態。医療処置がなされても救えないこともある。それだけはなんとしてでも阻止したかったので必死に資料をつくったが、指導者は聞く耳持たず。本来は勝ち負けのこだわり度合は関係なくどのようなチームであっても最低限の身体管理ができる者が指導に当たるべき。できるならフィジカルトレーナー等をつけるのが理想。「1チームに1トレーナー」が義務化されてもいいくらい。子供たちは宝だから。野球さえ教えればいい・強ければいいといったスタンスではそのチームはやがて廃れる。「実は学童のスポーツ指導ほど難しいものはない!」と強く思っている。子供の身体は大人を単に小さくしたものではなく、関節も心肺機能も精神面でも全てにおいて未熟なのだから、この時期の指導は本当に難しい。たとえ全国大会で優勝しようとも、身体の管理をされることなく、ひたすら詰め込み練習によるものであるなら、賞賛に値しない。負け惜しみではなく、強豪チームをみるたびに「きちんと管理された上での活動をしているのだろうか。どれだけの負傷者が潜んでいるチームなのだろうか」と本気で心配してしまう。どんなにチームが強く、その選手の能力が高く、プロを目指していようとも、休養・栄養面を含め、身体の適切な管理がなされていない場合、選手はケガで夢を断たれる可能性の方がずっと高い

▶所属チームを自由に選択できる

 ⇒学区の縛りがあることが一番の問題。

  自分の育成方針に近いチームに入部させてほしい。

  どれだけ説明しても

  勝利至上主義から抜けられない人はいる。

  そういう人はそういうチームに行き

  自己責任で思う存分やればいい。

  親を選べない子供は不幸だが

  これで互いを否定し合うことがなくなる。

学童期は公式戦なし。学童期は練習試合までで十分。

 ⇒思い切ってここまでやってしまえば

  練習量が過剰になるのを防げる。

  成長期はのびのびいろいろなスポーツに触れるべき

  助走期間です。💨💨💨

  それによっていろいろな運動神経がしっかり発達して

  体の使い方がうまくなる。

  学童期にひとつの競技にこだわってしまうと

  伸びる能力も伸びない・・・だけでなく

  終始ケガで悩まされる可能性も高くなる。


将来のスターを潰しているのは

本気になる方向性を見誤った大人たちであることに

いち早く気づくべき。


運動能力を高める ~運動の神経回路を構築する~ (mft.jp)


大切なのはそこですか? | きっかけ作り (mft.jp)


✅いまだに根強い日本野球の「長時間練習」への信仰 | Full-Count


✅長時間練習をしてはいけない3つの理由とは⁉【科学的根拠あり】 (takker04035555.com)


✅「なぜ、野球部の練習は長いのか?」 感覚のずれ-他の運動部との比較と野球部員の部活に対する不満から読み解く- - 調査・研究 - 笹川スポーツ財団 (ssf.or.jp)





追記を繰り返し

最終的には200ページを超えました。

ここまでしても

一蹴され、二蹴され、

何も変わりませんでした。


そんなチームに部員は増えるはずもなく

そうこうしているうちに

我が野球クラブは

史上最悪の化石野球チーム

乗っ取られましたとさ。

この時に怒りで出来上がったのが

化石人間・無知無敵の家訓Tシャツ💢


そもそもスポーツとは何?


チームが合併して

一発目の保護者会で

「野球は楽しければいいとは思いません。

 勝ちにこだわっていきます!」

と乗っ取り監督が満面の笑みで豪語しとりましたが

ここにきてその台詞は疲れる。要らない。

いろいろ一から出直してきてほしい。

楽しくなければもはやスポーツではない。

ここを履き違えている指導者の多いこと。

選手のためと言いながら

自分のためになっている。

特に学童のスポーツなどは

つべこべ言わず

ただただ楽しければいい。

なんの強制も要らない。

それくらい

のびのび感いっぱいで

やらせてやってよ。


ふぅぅぅ。

長年の不満をぶちまけてしまった。

まだまだ書きたりないけど

監督の数々の傍若無人ぶりも晒したいけど

ここではやめておく。

続きは居酒屋で🍺


お二人のお言葉で締めます!


~桑田真澄さんより~

「プロは勝利至上主義でいい。

 でもアマチュアは人材育成主義が大事。

 スポーツマンシップを忘れ、

 試合になると罵声を浴びせたりしてしまう指導者。

 プレイヤーズ・ファーストの理念が理解できないと

 指導者はやってはいけない。」 


~コーチングカレッジ(株)社長・清水隆一さんより~

「スポーツ経験が長かった指導者は

 ついついプレーヤーにかつての自分を重ね

 口を出しすぎてしまったり

 試合に勝つことのみを考えて

 プレーヤーに自分の理想や考えを押し付ける

 ケースが多く見受けられる。

  スポーツは自らの意志で

  自由に行うものであって

  誰かに強制されるものではない。

 実際にプレーするのは指導者ではなく

 プレーヤーである。

 指導者はあくまでも脇役であって

 主体はプレーヤー。

 Players Firstであるという

 指導者としての共通認識を持つべきである。」



【追記】

「スポーツパフォーマンスを上げる」の

目次23の体幹筋で

「ローカル筋とグローバル筋」について

載せていますが

ゲンテンメソッドを学ぶことによって

身体運動に対する見解が一変しました。

他にも31番目の「ストレッチ」など

削除したいページが何箇所かあります。

この資料をお持ちのかたは

全てを鵜呑みにしないように

お願いいたします。💦