あしたも晴れ!人生レシピ
「負けても前を向いて!~加藤一二三~」
https://thetv.jp/program/0000922723/93/
最多敗の歴代一位の記録を持つ加藤さんに、負けから学ぶ人生論を聞く。
👍がんばって負けたんですから、負けたことが恥ずかしいと思ったことはない。負けたことはある意味チャンス。どんな負けでもゼロではない。負けの中にはいろんな評価していいことがある。負けてこそつかめるものがある。負けても負けてもいつも変わらず、元気いっぱい挑戦していく姿はものすごく評価できる。
👍子供のころに負けることが当たり前という感覚をつかんでもらうのはいいこと。そういった経験は人間の成長の上で必要。
👍教え方は2通りある。将棋を指す子供に勝つ経験をしましょうという教え方。勝ったら楽しいからもっと勉強してさらに進んでいきますから。
でも私は違う。将棋というものは、非常にいい手があります。いい手を指す喜びがあるから、いい手を指すことが面白くて楽しいから、励んでいきましょうという教え方。
👍僕は「将棋に勝つことが喜び」ということは評価しない。「勝つことが最大の喜び」という考え方は危険ですからね。広い話になってくると、人生が思わぬ展開になっても幸せを目指して頑張るというのがいいと思う
👍自分自身が手ごたえを感じたことがあれば、成功と言っていい
👍羽生善治さんより:~加藤さんの最多敗(負け数が史上最多)という記録について~
小手先、目先の利益をとるというやり方は決してしなかったからなのではと思う。求道者(ぐどうしゃ)のような先生だとも思う。最多敗は活躍していないと絶対作ることができない記録なので、人知を超えた世界。
スポーツも勉強も人生も将棋と同様。
大人は子供にこういう心構えを教えたい。
勝負事を批判しているのではなく
「負けて悔しい!じゃあ、次はどうする!?」
と負けからどんどん学べばいい。
勝ちたいのは当たり前。
勝ちを目指せばいい。
でもとにかく勝敗結果は二の次で
特に関節を壊しやすい
成長期である中学生くらいまでは
ひたすらのびやか第一に取り組んでほしい。
そういう考え方ができない
いつまでも頭がアップデートされない
視野がミニマムな大人たちに
無限の可能性を潰された子供が
どれだけいるだろう。
大人が全員こういう考え方ができるようになると
のびのびと子供は能力を伸ばし
スポーツにおいても
人生においても
有能な子供がどんどん増えるでしょう。
人生が豊かになるとはこういうこと。