「この運動を一日何セットすれば治る」
というものではございません。
頭の中にある運動の内部モデルを
ごっそり書きかえる作業をしていただきます。
【背中の波に応じて手足が動く】
そのような体の使い方ができるようになるには
いつでもどこでもどんな姿勢でも
ゆるゆるだらだら
常に背中の波を感じ取ってみてください。
体幹を固定して
手足を分離させて動かすのではなく
背中の縮むれんどうと
背中の伸びるれんどうに応じて
手足が動く
これが
本来持っていたはずの体の使い方
赤ちゃんの這い這いを
よく観察してみましょう
めっちゃ背中がウネウネしています
人間は二足歩行を獲得し
文化活動にいそしむうちに
本来の動きを忘れてしまいました。
胸椎はカチカチになり
背中の波は小さくなってしまいました。
だから
背中の波を取り戻さない限り
どんな最新機器でトレーニングしようが
すぐに痛みはお戻りになります。
機能していないベースの上に
何をトッピングしようが
崩れるのです。
何度もしつこく言いますが・・・
まずは「体の使い方の再学習」です。
ベースづくりを疎かにするなかれ。