2023/03/11

Players First

娘小4 バスケ週4~6

入部当初は週2だったのに

どんどん練習日が増え

「野球部並みに練習日が増えてきたな…」

「このチームもまもなくケガ人続出コースをたどるな」

「野球部の二の舞(廃部)にならなければいいけど…」

と心配していた矢先、

右足のシーバー病を発症・・・。


「痛いところはない?」

「疲れていない?」

「しんどい時は休もうよ」

とこまめに声かけしていましたが

バスケが大好きな娘は

「全然!」と休むことなく

いつもやる気満々で参加。


でも体はそうではなく

踵が悲鳴をあげ始めました。

すぐに「シーバー病」だとわかったので

直ちに受診してそれを確認できました。


「これ以上したら壊れるから休んで!」という

体からの危険信号に耳を貸さず

あてにならない大人の経験則や根性論で

だましだましで無理を続けていると

悪化の一途をたどり、長引く。


「成長期は運動量の調整が必要!」と

ケガ人続出の野球部(週5・土日終日)

で散々訴えてきたが

バスケも同じ道を辿るのだろうか。

練習量がこれ以上増えたら

どんどん部員は減っていき

野球部と同じように

廃部になっちゃいますよ。


勝ちにこだわるなら

よほど心も体もきっちりフォローできる

管理者がいないと

そのチームは必ず廃れる。


あぁ。もうこりごり。

あれこれ言いたくない。


こっちがあれこれ言わなくても

指導者が当たり前のこととして

運動量を調整してほしい。


勝敗にしか目が向かず、

「長期的な育成」という広い視点で

物事を考えられなくなるんだろう。

将来のメダルではなく

目の前のメダルをほしがる。


「嫌ならやめろ」ってスタンスでしょうが

スポーツ活動がそれでは絶対ダメだと思う。

子どもの可能性を伸ばす活動であるはずが

子どもの可能性を潰す活動になってしまう。

好きだったはずのスポーツが苦痛になって

やめてしまう。


学童期は

「遊び」も「休養」も大事。

「学業」も大事。

「他のスポーツ」も大事。

そのバランスを崩してまで

メダルがほしい?


詰めこみゃ、ある程度は強くなるよ。

でもそれにどんな価値があるというのか。

学童にふさわしくない量の練習を課して

体の管理がなされないまま獲得したメダルに

どれだけの価値があるのだろう。


どうしても大人がエゴをコントロールできないなら

学童期はすべての公式戦をなくしてしまえばいい。

公式戦があるからどんどん練習量がエスカレートする。

関節を壊しやすい学童期は練習試合までで十分。


子どものチームの勝利至上主義の弊害 (mft.jp) ‐‐‐‐‐‐「勝負にこだわりすぎる、強いチームに所属している子は、周囲を見下すようになる場合があります」

小学生で活躍しすぎると、プロの投手になれない?! (mft.jp)

運動能力を高める 小学生には様々な動きを ~運動の神経回路を構築する~ (mft.jp)

プロの投手が必ずしも小学生から活躍しているわけではない理由1 (mft.jp)


スポーツ経験が長かった指導者は、
ついついプレーヤーにかつての自分を重ね、
口を出しすぎてしまったり、
試合に勝つことのみを考えて、
プレーヤーに自分の理想や考えを押し付ける
ケースが多く見受けられる。
スポーツは自らの意志で自由に行うものであって、
誰かに強制されるものではない
実際にプレーするのは指導者ではなく、プレーヤーである。
指導者はあくまでも脇役であって、
主体はプレーヤー、
「Players First」であるという
指導者としての共通認識を持つべきである
コーチングカレッジ(株)社長・清水隆一さん

「楽しくなければスポーツではない」
バレーボール女子日本代表・荒木絵里香さん

練習をしすぎてけがをすれば、結果的に練習ができなくなる。頭を使う時間と体を使う時間を分けられれば、全体練習は2時間もあれば十分。身体を壊してまでする必要はない。短時間練習にこだわるのは、社会人野球での練習で疲労骨折を繰り返した自身の経験があるから」
都留高校野球部・柏木洋和監督

「指導者としてしばしば思うこと。それは、やらせるのは簡単だが、どう止めさせるかこれが難しいと思う。子供たちに言うのは、私のチームは午前か午後のどちらかしか練習をしない。それ以外は勉強して遊びなさいと。そのバランスをとれないとチームにいる資格がないと教える。」
元プロ野球選手・桑田真澄さん

「練習が終わったらさっさと帰りなさい。学生の本分である勉強や友達と遊ぶ時間も大切で、野球だけの人間ではだめで、模範学生になるのが本当の野球選手」
早稲田大学の初代野球部監督・飛田穂州さん


どのスポーツにおいても同様。

「スポーツは楽しい」が大前提。

その心得がないまま
子どもにスポーツをさせる
指導者・保護者の多さに
辟易する。

スポーツのあり方を
自分のエゴで書きかえるな。






踵骨骨端核の硬化像(+)
分節化(-)
圧痛(+)歩行時痛(+)


全身の連動を入れながら
足関節の運動をモジュールにそって
誘導・促通し
そのあとキネシオテープを貼ると
痛みがすこーんと取れました。
安定の「連動モジュール」効果👍

娘は「なんで?なんで?」
と驚いていました😁✨

とはいえ
一時的なものなので
まずは椅子に座って
ハンドリング




痛みがなくなったので
そっと立ち上がり
ボールを操作してみる。

特に右足。
Fモジュールが重積して
Eがあまり入っていない?

この体の使い方の癖が
原因のひとつか?

荷重痛がなくなってきたら
Eモジュールの抜重を入れながら
フロントチェンジの練習をしてみよう