2024/02/25

手応えてんこ盛りのやみくもエクササイズ多すぎ!




「修正前」の写真は
どなたかが猫背体操として
インスタにあげていたのを
再現したものです。

その動画には
「呼吸が深くなる」
の解説も付いていました。

身体に優しい
正しいエクササイズに
「修正」するなら
次の二つに分けることができます。

①猫背に対する動きなら背中を反らす。
→Eモジュール
 椎間関節を閉じ、息を吐き、肋骨を下制させる。
 肩甲骨は下制・内転・下方回旋、肘屈曲、
 骨盤は前傾、下肢は屈曲させ、かかと荷重。

②深く吸いたいなら背中を丸める。(ラジオ体操が間違い)
→Fモジュール
 椎間関節を開き、息を吸い、肋骨挙上させる。
 肩甲骨は挙上・外転・前方回旋、肘伸展、
 骨盤は後傾、下肢は伸展させ、つま先荷重。

①と②をミックスしちゃうと
モジュールの実行率が低下してしまいます。
主観としては窮屈に感じると思います。

窮屈な感じ🟰やれてる感・効いてる感

と頭が誤学習してしまうと大変。
体は傷んでいきます。
こういうエクササイズが大半なのは
私たちが手ごたえを求めてしまうから。
でも実は侵害刺激でしかありません。

また、やみくもにぐねぐね動かせばいい
というものではなく
動かし方には理にかなった法則があります。

それが「連動モジュール」です。
脊椎動物に共通した
運動連鎖パターンです。

連動モジュールに従って
体を動かせば
痛みなくつっぱりなく
ゆるゆるスルスル動きます。

凝り固まった体が
魔法のようにほどけていきます。

連動モジュールは裏切らない✨

🦎🦎🦎🦎🦎🦎🦎🦎🦎

従来のエクササイズ(体幹固定されたエクササイズ)やインスタに上がっているエクササイズをうのみにしてやっていると関節や筋肉が壊れていくかもしれません。連動モジュールの知識をつければ、そのエクササイズが身体に良いか悪いかを自分で判断できるようになります。そして身体に負荷の大きい誤ったエクササイズを自分の頭で考えて正しいエクササイズに修正できるようになります。その正しいセルフケアスキルを習得しに、ここまる理学LABOに来てね…の小話でした。