2024/02/07

双極性の波




2024年2月6日より
1週間の期間限定での公開中です👀✨


側弯症を手術以外で
どうやってなおしていったら
いいのかっていうことについて
十分に考えられていないのが現状。

なので僕は側弯症の方々に
「自分の体を使ってこういう風に動かしていったら
 その凸の形を変えることができますよ」
という発信を続けています。
これで絶対側弯症がなおりますよと
いっているものではないんですけども
今ある側弯症の治療についての考え方に
少し見方を変えて
自分で体を使って変えられることもあるよ
という提案をしています。
実際にそれで改善しているかたもいます。


【質疑応答】を一部、ご紹介します。

✅ストレッチはダメ→
✅側弯症は背骨を部分的に動かせなくなった状態
✅まっすぐが正解じゃない
✅動いていてなんぼ。かためない→双極性の波


関節や筋肉に負担がかかっている時は
痛みが出てきますから
そういう時は
やり方が違っているんだなとか
体重のかけ方が違うんだなとか
そういったことを感じていただけると
セルフケアをする上で
いいヒントになります
痛みが出た時こそチャンスですから


だからストレッチはダメなんですよ
ストレッチっていうのは伸張刺激
伸張反射といって
筋肉はこれ以上伸びちゃダメ
切れちゃうよ
壊れちゃうよ
っていうのを
教えてくれているサインなので
「ああ伸びている。痛気持ちいい」
っていうのは
あまり良くなくて
うまくできている時は
何も感じないんですよ
スルスルスルと動くので
痛みもツッパリ感もつまり感もない
やっているかやっていないか
よくわかんない
これくらいがちょうどいいですから

皆さんが普段手がかりにするのは
ストレッチとか
筋力トレーニングとか
分かりやすい刺激なので
どうしても
そういった刺激・手応えが
ほしくなるんですけど


ピラティスでは
姿勢を固めてと
指導したくなると思うんですけど
固めた状態で生活してください
もしくは
その固まった状態が正解ですよって
クライエントさんに伝えていることになるので
じゃあ本当に
その固まった状態が正解なのか
どうなのかっていうのは
ご自身の体で感じてみるといいと思うんです

動物ですから
動いていてなんぼですから
動いている中で
どう制御できるかっていうところに
フォーカスをもっていく
動くのがダメなわけじゃない

一方で固めるのもダメってわけじゃないですよ
必要な時はしっかり支えられるようにしなきゃいけない



側弯症のかたに伝えたいのは
曲がっちゃったからそれで終わりじゃないですし
もう戻りませんよっていう発想ではなくて
体は常に動いているものだっていうことを
前提として考えてもらいたいんです
側弯症っていうのは
部分的に動かなくなったんだよ
右凸の状態で部分的に動かなくなったんだよ
じゃあ左凸に持っていけるようにすればいいじゃないって
考えていただけるように
この体操が少しでも多くの方に
伝わってくれればなと思っております

まっすぐが正解じゃないですからね
魚のように脊椎動物に共通する
背骨のふるまい、背中の動き、
これがちゃんとできるようになって
初めてその側弯に対しての
正しい体の使い方っていうのが
みえるようになってきますので
「私、側弯症になっちゃった」
「子供が側弯症になっちゃった」
「どうしたらいいんだろう」
「手術しかないって言われているけど」
と慌てるんじゃなくて
まずは自分の体を使ってみて
ああ確かにこうやったら
背骨がこう動くんだなっていうのを
ちゃんと感じてみてください