2024/03/04

ためてためて解放


「ためてためて」の時にRモジュールバックステップ
「解放」の時にLモジュールフロントステップ
にきっちりすれば
投球動作につながる
良いエクササイズに
なりそうw



ため息も
「ためてためて解放〜♪」
の週末でした。

育成思考ゼロのまま
指導に当たると
人はこんなに無様になれるんだと
ため息多めの週末でした。

指導者たるもの
いくらボランティアだからって
好き勝手せず
コーチングスキル爆上げしてください
という思いを込めて

監督の夫にプレゼントした      




いつも聞き流されますが
この本だけは
夫も珍しく読み進めております。
ただ、超スローで
いつ読み終わるのか💧

おとといの対戦相手の監督は
怒り中毒の典型みたいなヒトでした。

怒鳴り散らすことは
「私は怒鳴る指導しかできない
 無能な指導者です」
と公表しているようなもの

それに比べたら
「オレは仏様じゃな」
と笑っておりました。

それでええんよ。
主役はあなたではない。
常にPlayers Firstよ。

怒号食らわせたところで
思考が停止するだけ。

選手自らが考えることを
いかに引き出すかが
指導者の腕の見せどころなのに
怒鳴ることで
逆に思考が止まってしまう。

てっとり早く
思い通りに動いてもらうには
怒鳴ればいい。
見かけ上、即時効果はある。
でも表面しか変えられない。

怒られるからやろう。
怒られるから逃げよう。
のどっちかになる。

主体性がなくなる。

思い通りに動かないのが当然なのに
思い通りに動いてくれるはずという
ありもしない期待をするから
無駄にこじれてくる。

怒鳴ることは横着
横着して変えようとしても
人の本質は変わりはしない。

きちんと底力を上げていきたいなら
繰り返し根気よく伝えるしかない。

非効率的な一大事業。
それが育児。育成。
人を育て上げること。

人間だから
怒りぶちまけたくもなるだろうが
それを四六時中やられると
ただのBGMに成り下がる。

誰の得にもならない。



~Players First~
コーチングカレッジ(株)社長・清水隆一さんのお言葉

「スポーツ経験が長かった指導者は
 ついついプレーヤーにかつての自分を重ね
 口を出しすぎてしまったり
 試合に勝つことのみを考えて
 プレーヤーに自分の理想や考えを押し付ける
 ケースが多く見受けられる。

 スポーツは自らの意志で自由に行うものであって
 誰かに強制されるものではない。

 実際にプレーするのは指導者ではなく
 プレーヤーである。
 指導者はあくまでも脇役であって
 主体はプレーヤー
 Players Firstであるという
 指導者としての共通認識を持つべきである。」



スポーツの本来の姿や
Players Firstの精神を
無視したり学ぼうとしないチームは
少子化も手伝って
今後もどんどん廃れてなくなるでしょう。