ゲンテンメソッドのディスコード
『ゲンテンメソッド教科書へようこそ!』より
丸ごとコピーしてお届けします。
(許可はいただいております)
「理解が深まるコラム」の一部が
公開されています。
これを読むだけでも
教科書がほしくなるはず♪
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【ゲンテンメソッドデジタル教科書アップデート情報】
今週も教科書の内容がアップデートされています!
アップデートの内容としては
・理解が深まるコラム
・データベース
・今週のオススメ動画
が更新されました!
是非、学びを深めてください♪
理解が深まるコラムは
ゲンテンメソッドセミナー予習動画の内容をさらに深掘り
予習動画では伝えきれなかった内容を更新していきます^_^
ディスコードではその一部を公開します!
他にもゲンテンメソッドの理解を深めるための
内容やコンテンツが盛り沢山です。
では、コラムの内容をお楽しみください!
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● 脳内身体表現(内部モデル)を探る旅
脳内身体表現とは、簡単に言うと運動の設計図である。
例えば、コーヒーを飲む場合
コーヒーを飲む前に「コーヒーを飲む」ための体の動きの組み合わせが
小脳で呼び出される
小脳によって、何千何万通りの組み合わせの中から
導き出された関節運動は
正確に「コーヒーを飲む」という動作を紡ぎ出す。
毎朝、当たり前のようにコーヒーカップを口元へ運び
火傷しないように口内へコーヒーを注ぎ入れることができるのは、
脳内身体表現があるからだ。
脳内身体表現は内部モデルとも表現される
ここでは文字入力の工数を減らし、文章制作に注力するために
以下「内部モデル」と表現する
それではタスク(動作・行為)を
的確に実行するための内部モデルは
どのように備わったのだろうか?
生まれた時から「コーヒーを飲む」ための
内部モデルがあったとは考えられない
むしろ、人間の文化的活動に伴う
タスクのバリエーションの豊富さを考えれば、
後天的に備わってきたと考えるのが自然だろう
実際、自転車やパソコンなど文化的活動を行うための身体制御は、
ハイハイや歩行のような基本動作の身体制御とは明らかに違っており、
前者は習得するための「コツ」を必要とする
この「コツ」というのが内部モデルの正体だと筆者は考える
「コツ」とは、極めて抽象的な言葉だが
タスクの達成率を表す表現として
これほど優れた言葉はない
「コツ」がつかめた!
であれば、達成率は極めて100%に近づいている状態であり
「コツ」をつかみ始めている!
であれば、達成率は50%未満である状態が想像できる
「コツ」が全くつかめない。
であれば、達成率は0%付近に違いない
このように、タスク達成率の高い内部モデルを構築するには
「コツ」をつかむ必要がある。
そして、その工程は我々が
人生の中で幾度となく経験している
「トライ&エラー」である。
失敗を続けながら成功へのプロセスを導き出す
自転車で言えば
何度も転びながら
挑戦を繰り返し
ペダルに足をかけ
ひとこぎ、ふたこぎと踏み込むうちに
いつの間にか乗れるようになる
これは「運動」「感覚」のフィードフォワード情報に対して
タスク達成できなかったというフィードバック情報が蓄積され
小脳が内部モデルの修正を続けた結果
「自転車に乗る」というタスクの達成率が高まったのだ
つまり「コツ」を得るには
内部モデル構築のための成功データだけでなく
参照すべき失敗データがより多く必要となる
しかし、これらの内部モデル構築に関わるデータは
現在の科学技術では取り出すことができない
取り出すことができるのは
100回やって何回成功するか?というような
達成率くらいであろう
なぜ、人間はタスクの達成率を高めるための
内部モデル構築に関わるデータを収集できないのか?
それはタスクが言語モデルだからである
●言語モデルのタスク
文化的な社会において
タスクは言語で表現されている
「自転車に乗る」
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〜続きを読んだ感想〜
『患者にとっての最適な環境になる』とはどういうことかへの理解が深まりました。読み応えある超有料級コラムは、ゲンテンメソッドデジタル教科書を購入することで読み放題となります。